刑事コロンボ、立原道造の詩「のちのおもひに」を追う/菊西 夕座
菊西 夕座さんのコメント
りつさん、コロンボ氏を追っていただきありがとうございます。

花野誉さん、コロン星を追っていただきありがとうございます。

洗貝新さん、
 最近はタイミングが合わなくてコロンボの再放送をみれていないのですが、洗貝警部が新しい展開を運んできてくださって、わたしのココロンボ、ではなく、心も慰みました。重ねてくださってありがとうございます。わたしが立原道造詩に重ねたコロンボよりも、新さんの昔の恋人と被害者を重ねる展開のほうがリアルで、古風で、ひそやかで、コロンボらしくもあり、道造風でもあり、ひきしまっておりますね。
 わたしとしましては、中島みゆきには「流浪の詩」を紅白で歌っていただきたい、その際にはぜひ、黒猫をかかえ、すこし酔いどれ気味に、なかば投げやりに、ほどよく乱暴なだみ声で、それでも昔の恋人のことを忘れらない哀れっぽい調子を失わず、靴の底には水引草の小さな赤い花の粒をいっぱいつけて、いかにも荒野を流浪してきたなれの果ての様子で、歌っていただければよいと思います。
 そして加藤トキさんにはですね、やっぱり「時には昔の話を」を紅白で歌っていただきたい、あの学生運動が盛んだった時代、わたしには馴染みのない時代、だけれども懐かしい昭和まっさかりの青春時代、お金がなくてもなんとか生きてた浮浪生活、仲間の家にみんなでおしかけて朝までよっぱらっていた夜の世代、明日への希望だけは燃やし続けてあるべき日本の未来を夜明けまで語りあっていたたタバコと、コーヒーと、やけ酒と、麻雀と、刑事コロンボにまみれた時代、これを二日酔いを抱えたけだるくも切ないトーンで歌い上げていただければよいと思います。
 そしてこの二人を結び付けた運命の糸と、この二人を天秤にかけて悩み続けるアラガイ・コロンボ・新警部と、ワスレナ草の新三位一体に対し、わたしは敬虔なる気持ちで祈りを捧げる次第であります。いつか「この空を飛べたら」、わたしもきっと時代を超えて、あの方たち(みゆきさん、ときさん、新さん)の青春時代に舞い降りて、いっしょにコロン星を眺めたい、そして未来に希望をいただきつづけたい、最後にはしっかりと犯人をつかまえて、被害者に報告し、昔の恋人のことを思いだし、すべてを解決へと結び付けた星座を胸にいだいて仰向けになったまま、右に萱草、左に水引草が咲いた大地に横たわり、肢体派の務めをしっかり果たしてゆっくり眠りたいと思います。
 ありがとうございました。

atsuchan69さん、コロンボの詩を追ってくださりありがとうございます。

月乃 猫さん、コロン★を追ってくださりありがとうございます。