接吻/ただのみきや
足立らどみさんのコメント
理想と妄想がせめぎあうゾーンの領域内で読んでみました。
ミューズへの信仰は藝術の仕事で生計を立てている人たち
にとっては、とても大切なことなのですが、ただ言うのは
それが詩のような語りにしてさえも、時間の無駄になって
逆説的に自分がなれなかった人生の不条理に対しての愚痴

私小説の一説として読むならば、楽しめましたが、もっと
実力ある方でしたよね。一皮むけた先を目指してるのかな
情報量が多すぎて、私にはとても難解な作品でした。