四月終わりのメモ/由比良 倖由比良 倖さんのコメント
>洗貝新さん
本当にありがとうございます。
洗貝さんの仰ってくれる言葉は本当に嬉しいです。
身体を動かすと気持ちいいし、美味しいものを食べると感動します。
そういう感覚や感情を眩しいくらいに求めています。
文章には痛々しさが前面に滲み出ていますが、僕はきっと大丈夫です。
ゴールデンウィーク中には大切な人と、とても幸せな時間を過ごせて、
すごく楽しかったですし、改めて前向きに生きていこうと思いました。
人の創作物も好きですが、生身の人間もやっぱり好きです。
僕は人間関係にはとても恵まれていて、少し危なくなっても、
親身になって助けてくれる人がいます。僕は幸運な人間です。
ヴィトゲンシュタインは長年読んでいて、少しも飽きることがありません。
特に『論理哲学論考』と『哲学探究』は一生手放せない本ですし、
日記やメモから覗える彼の人間性にも強く惹かれます。
僕は今、大きな回復、そしてそれ以上に成長の過程の只中にいると感じています。
長年雑念に囚われてばかりで、頭の中がぐちゃぐちゃでしたが、
今は元気に楽しく生きて行こうと思っています。
それに雑念も、決して悪いものではないと思います。
もし、雑念の積み重ねで、今の洗貝さんがあるのなら、それでいいのではないかと思います(無責任な言葉かもしれませんが)。
僕は雑念だらけの世界にいながら、ずっと光を見付けようと藻掻いてきました。
洗貝さんの心は雑念に汚れてなんかいなくて、洗貝さんの人間性を、僕は善いものだと感じています。
どうか洗貝さんには長く生きて欲しいです。
僕も生きて、書き続けます。
この先きっと僕はもっと自分らしく、自分なりに確信を伴った言葉を書けるだろうと思っています。
それを、洗貝さんにも是非読んで頂きたいです。
僕は元気です。
洗貝さんもどうかお元気で。