硝子の繭/凪目凪目さんのコメント
言葉選び。
洗練されていない未熟な語彙では、表されるべきことを表し尽くせたとは言えない。
背伸びをすればしただけ、より高い解像度で写したい世界を写し取れる。
そうかもしれません。
しかしそれ以上に、書き手とともに流れる時間の中で培われた並びでこそ、言葉は生きてくるのではなかったでしょうか。
いつでも必ず背伸びしなければならないということはないと思います。
剪定鋏で切られなかった、見えない枝に流れる脈がある。
未熟な単語の並びから、その流れに触れてみる。
そのような態度を多くの人に求めることは、難しい要求なのかもしれませんね。
軸に逆らう恐れのあるときには、力の入れどころは見極めたいところです。
この返信は、ちょっと頑張って書いてみました。
---2025/04/25 13:59追記---
未熟というより、異形の印象なのですね。
いずれにせよ、どちらもこの詩で与えたかったイメージに近しいものがあるので、頑張りは成功しているかもしれません。