いつかも歩いたその道を/ホロウ・シカエルボク
朧月夜さんのコメント
エレジーという感じの詩ですね。でも、商店街の風景はそんなに鄙びた、というのでもなくって、阿佐ヶ谷なんかに行ってもだいたい似たような感じですが……数年おきに新規開店とかで出る、クレープ屋ですとか、タイ焼き屋ですとか、たこ焼き屋ですとか、タピオカ屋ですとか、ああいうのはわたしの聞いた話ではフロント企業とか止め暴とか、まあそっち系だそうですので、実際都会でも田舎でも変わらないんですよね……。なので、偶然なんだか必然なんだか、都内の商店街でも地方都市の商店街でも、趣はけっこう似ていたり……。このごろのホロウさんの詩は硝煙の香りがあまりしないなあ、っていう。だからこそ止め暴の話とか、そういうのでもないのですが。。結果往来なんて陳腐なことは言わないぜ的な、そういう肩で風切ってる感はやはりまだ健在ですが、でもエレジーかな、なんとなく。などと。まあ、こういう一線級の詩が読めるのは、このサイトにいることの喜びですよね。。