冬の窓辺/夏井椋也
洗貝新さんのコメント

読ませていただきました。元々情緒感を醸し出せる書き手の方だという印象もあるのでその旨は伝わりますね。少し感想を。
冬の窓辺に立つ。何が立つのか。これはご自身でもあり、また、これまで歩んできた人生観を眺めみる、子供の目線から大人へと成長した目線でもある。その残像としての思いを具象化させて表現されていますね。
後半、冬の窓辺から~ここからは現実としての空間に落ち着きます。
明日、
明日は窓辺から見えない~ 展開の終着に向けての、この窓辺から見えない~という表現は詩としての拡がりを縮めてしまっているな、という感想を持ちました。何故かというと、同じような目線ではないだろう。と推測されるからですね。
ここからは外景の実際に窓辺から見えている様子を想像してみては如何でしょう。という感想を持った訳ですが、失礼はご容赦を。