「クレクレ星人の独り言 16」/ジム・プリマス
山人さんのコメント
 昨日は感想文をお送りさせていただきましたが、本日はより多くの方にジムさんの作品を読んでいただきたいと思い再度書かせていただきます。
 ジムさんの本散文についてですが、なんとなく名称などもどこかから引っ張ってきたものだろうな、という感じはありました(ちょっと投げやりなんじゃねぇのみたいな気もしましたが(;^_^A)。
 作品については、私の最も苦手とする空想科学モノでしたので冒頭読むのを止めようかと思っていたのですが、意外と剣の技術を研鑽する描写や食物に関する詳細な表現などなど、多々惹かれるものがあり読み進めたというわけです。あと緻密な人物描写ですね、これが巧かった。
 2体のロボットに関してはスターウオーズのR2D2みたいなものを想起されてるのかなと思った次第です。あと、剣の技術に関しては「宮本武蔵」の小説に雰囲気が似ている部分もありましたし、この物語がさらに飛躍していくにつれ、「三国志」の様な大長編が生まれるのではないかと期待します。
 私的には、ジムさんの日常をくどいほど緻密に描いた私小説的なものを期待していたので、奇想天外な冒険小説的な内容だったのでちょっとびっくりしましたが、まぁ私も実はこのようなSFものを書き綴ったことはありました。
 なんか私もチャレンジしたくなってきました。いい刺激になりましたし、ジムさんの今後もすごい期待しております。
 なんか、プロの書き手の人の作品を読むのも良いですが、プロではない方々の作品を読むのもすごい勉強になりますね。楽しかったです。