むちゃくちゃ抒情的でごじゃりますがな。/田中宏輔
田中宏輔さんのコメント
ぼくは、生まれて2歳のときから継母に育てられました。継母が実の母でないことを知ったのは、小学校の4年生のときでした。近所のお餅屋さんに行くと、そこの女将さんが、「ぼく、知ってる? あんたのお母さんは、ほんとのお母さんじゃないんだよ。」と。そのときまで天真爛漫に育てられたぼくに、その言葉は暗い影を投げかけました。継母は気のいい女性で、弟たちと違って厳しく育てられましたが、食べるもので差別など受けませんでした。それに、夜の遅い時間にお腹がすいたと言うと、ぼくに焼き飯などつくってくれました。ただあのお餅屋の女将のことは許せなかったです。子ども心に人間不信になりました。他人が信用できなくなりました。20歳のときに、父に、「あっちゃんのほんとうのお母さんはまだ生きているのだよ。会いたいか?」と言われて、四国の高知にいる実母とはじめて会うことができたのでした。いや、初めてではありませんでした。この作品で書いているように、4、5歳のときに、祖母に連れられて、会いに来た実母と会っていたのでした。記憶には残っていません。しかし、ぼくが二十歳のときに出会った母親はずっと昔から統合失調症で、うまく話が通じませんでしたし、自分の勝手で、ぼくを赤ん坊の時に手放したのだということを、ぼくは知って、実母に愛情が持てませんでした。赤ん坊のころから育ててくれていた継母のほうが、「ママ」でした。うちでは、父親のことを「パパ」継母のことを「ママ」と呼んでいました。その継母もすでに亡くなり、実母も数年前に亡くなりました。父親は自由奔放なひとでした。父も亡くなっています。継母が亡くなる数年前に亡くなりました。ぼくがゲイになった原因に、家庭環境があるかもしれません。複雑な家庭でした。




atsuchan69さんへ

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---2025/01/01 09:34追記---

---2025/01/01 09:51追記---


室町 礼さんへ

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動物園で見た片角の鹿は、ほかの一頭の鹿と角突き合わせて喧嘩していました。


---2025/01/02 12:28追記---


ryinxさんへ

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---2025/01/02 12:29追記---


らどみさんへ

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---2025/01/02 12:30追記---


空丸さんへ

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---2025/01/02 12:31追記---


レタスさんへ

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---2025/01/02 12:32追記---


りつさんへ

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---2025/01/02 12:33追記---


陽向(2躯-30~35)さんへ

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---2025/01/02 12:34追記---


本田憲嵩さんへ

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ひだかたけしさんへ

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---2025/01/02 12:36追記---


アラガイsさんへ

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---2025/01/02 12:37追記---


海さんへ

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ヒロセマコトさんへ

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---2025/01/02 17:37追記---


山人さんへ

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---2025/01/02 20:06追記---


おまるさんへ

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---2025/01/02 21:04追記---


wcさんへ

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---2025/01/03 13:50追記---


ちぇりこ。さんへ

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---2025/01/03 13:53追記---


まーつんさんへ

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