人生は、楽しむべきです。
有意義であるべきです。
無意味であってはいけない。
苦しい人生など存在してはいけないです。
意義のない生命は無価値です。
虚しさを内包した存在は不幸です。
そうでなければよいのです。
絶望を感じたとき、それが解消できる未来が見えなければ
虚しい生を続けることになるでしょう。

本当にそうなんですか。
絶望を抱えて、あなたが明日また目を覚ますことが
ぼくは本当にうれしい。
あす、絶望の朝を迎えてもそれに立ち向かうように、涙と一緒に
やわらかく炊いたご飯を喉に通すあなたの味方でいたい。
靴ひもが今日、ほどけていたらもう仕事なんかするな。
どうして今日、この日まで走り続けて、立ち止まることを咎められなきゃいけないんだ？

無意味な平等
使うときには神様のようにふるまう
かざされるときには賢者のように、眉をしかめる