野施行十二衣 ⑤/水恋鳥魚夫
アラガイsさんのコメント
---2024/12/24 01:00追記---

最古の酒といえば紀元はジョージアとかBC4000年頃のメソポタミアのシュメール人に飲まれたワインだという説があります。
日本酒の新酒の仕込みに際して、酒蔵を引き継ぎたいという娘に対して、元来女は酒蔵には入れない、と主張する父を伴い京都にある酒の神として信仰の厚い松尾大社を訪ねてみれば、そこには『市杵島姫命』(いちきしまひめのみこと)という女の神様が祀られていた。と再放送されていたドラマ『蔵』の中でみましたが、日本酒とは『大隅国風土記』の記述によれば加熱した米を口の中でよく噛み、その唾液に含まれる酵素で糖化し野性酵母によって発酵をすすめるという。「口噛みノ酒」を知り得ました。そしてこの作業をすすめるのも神社の巫女のみに限られるという。これはまさに神様の為の余興で、人間にとっては酒池肉林をも指す酔う為の飲み物でもあったわけです。