しみが染み込む/海森田拓也さんのコメント
おはようございます
坂口恭平さんという小説家さんは
初めて知りました。
どんな大切で愛する人でも、
やっぱり、他の存在の悲哀は、
悲しいですけど、ちょっと心の中で
薄まりますよね。
でも、それって心の救いでもあると
思うんですよね。
あらゆる他の存在の悲哀に打ちひしがれてたら、
心がぼろぼろになると思います。
僕も近い存在が亡くなっても、
葬儀などから家に帰ったら、
もう、テレビ観て、笑っていますもん。
でも、それは他の悲哀を、ゆっくり悲しんで
あげるための人間の心を休める
大切な逃避行動だと思うんですよね。