*死者の言葉/ひだかたけし
おぼろんさんのコメント
単純な抒志詩のようなのですが、「死者の言葉」ということで、考え込みました。隠れた傑作、のように思われることもあるのでしょうか。出だしから、連想したのはやはり宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」。現代は農村で余生を送れるほどのんびりした時代ではありませんが、何かしら切迫した、志と伝えるべき思い、というのをやはり感じ……冒頭から抒志詩と思えたのは、二行目でなのか、一行目から分かって(伝わって)いたのか、悩みます。