光/由比良 倖
アラガイsさんのコメント

絶望と願望。否定と肯定のような独白がニ頂対立に語られていますが、どうでしょうね。読み手私からしてみれば語り手への共感を迫られているようにも読めます。詩を現象としてのひとつの癒しだとすれば、語り手の背後にあるもの。そしてこれを書く動機にさせたような作者の理由を掴みたいと思う。


この独白は少し気になったのでもう一二度眺めてみたのですが、先に述べたような対立関係を新しく問いつめてみたいというような希求は感じられ、これをテクスト的な解釈で捉えるならば脱構築を観念的に意識した新しき自画像(私)ということになると思うのですが、具体的にこの思想の移り変わりをイメージできないのが残念な気もします。

---2023/08/29 05:26追記---

---2023/08/29 05:35追記---