花のない満開の春/菊西 夕座
菊西 夕座さんのコメント
アラガイ戦友さんこと、アラガイsさん、いつもありがとうございます。

 ひとつだけ確かなことは、仕事に追われるのが嫌で、この詩を書いたということです。
 仕事を抱えていても、休日だけは、せめて休日だけは詩を考えていたい。それがたとえおろかな着想をかかえこむことになり、ふんずまり状態で膠着し、貴重な時間を下水にながしてしまうことなろうとも。
 そして、たとえば便所のなかに閉じ込められたとしても、壁をみつれば、塗料のこまかな隙間にミクロの世界が広がっていて、にどこまでも逃げていける、そんな闘争心ならぬ逃走心をもやしたわけです。

 ですからアラガイsが感じられた感覚と通じているところがありまして、意味が通じていないのに、不思議だなと感じている次第です。やはりどこか隙間を通して空気が流れて呼吸してくださっている方の心に共感感覚を与えているのだと思われます。

 仕事も戦争も戦うという意味で、また追われるという意味でも通じるところがあり、やはりそういう部分に根ざした詩想だと思われます。アラガイsさんがなんども読解を仕掛けてくださったことに対し、そのたびに腹を下し、否、解釈を下し、食べたものを戻されてしまう、否、過去をもどされてしまうことに対し、わたしは二度と同じ過ちをくりかえしてはいけないと、この詩を通して人類に訴えていきつづけたいと思います。

明日も出勤ということで、キクニシsです。恐縮です。


WCさん、ありがとうございます。
アラガイさんへのコメントで便所がでてきますが、WCさんとトイレは関係ありません。