アジの開き/ひだかたけし
朧月夜さんのコメント
今回は飯島耕一さんの詩に近い印象を受けました。世俗と芸術の間で、ぎりぎりの格闘をする。あまりにも難解になってしまった戦後詩に関して、飯島耕一さんはある種の抵抗を試みた。いわゆる世俗性への回帰です。今回は、そのような姿勢に似たスタンスを感じました。