君の翅/塔野夏子
墨晶
さんのコメント
>君がそうすることを望んだから
>最後に君の背に残る
>翅のついていた痕をそっとなぞると
>それも夢のように消えうせた
僅か11行で、痛みと官能が同居する、完璧な妖精譚を成立させていると受け止め、驚愕致しました。