しとしと濡れて/ひだかたけし
一輪車
さんのコメント
なんだこれは。こんなごろあわせを量産しておもしろいのかと
おもわず、心の中でつぶやいてしまったが、詩の評価というものは
そんなところにだけあるのでもないのだぞと別の声がささやく。
これがいかに愚劣であっても、詩とは鏡だ。この愚劣な日本の
痴呆のような国民の精神を映し出すという力がある。
ならばこの愚劣さを鏡としてこの日本をみるしかない。
それにしてもひでえ。底の浅い、何もない世界だ。