悲しみは理由を求めている/ただのみきや
アラガイsさんのコメント

思推論考的な章と感情的な章に分けられていて、哀しみは理由を求めている。哀しみってなんだろう。思考論からまたは詩的な表現方法から差異や対比を含めた明確な違いから紐解いてみよう。という試みでしょうか。相変わらず上手いですね。上手いのですが、美味すぎて私的にはある一部分物足りなさを感じたりもします。これは文体に調子に遊びが感じられないからか。物事を読む筆者の冷静な判断力、その揺るぎない美意識、几帳面な性格が却って何かの味つけを殺している。キツい表現で失礼なのですが、唯我独尊、阿呆が敢えて言わせていただけば、とそのような気もいたしますですが、これは互いの嗜好、指向性の違いもあるので否定されてしまえばわたしは沈黙と臥する。。致し方ないのでございますね。



---2020/12/06 12:39追記---