冷戦という対立する構図の水面下に於いても常に一触即発の危険は付きもので、よく知られるアメリカとソビエトの二大国が対立したキューバ危機などがそれに該当しますが、実はそれ以前にも危機あった。沖縄から核を搭載して飛び立っていた南北の朝鮮戦争ですね。よそ事のように思われていたわが国の人々は、後々その危険性を知ることになるのです。そのような構図を表現に変えて暗示している作りだとは思いますが、どうでしょうね。弛緩の効いたいい作りだとは思いますが、危機感を反意的に暗示(暗喩)するという構図自体が、もうステレオタイプなようにも思えてもきます。
---2019/12/07 03:06追記---

---2019/12/07 03:09追記---