メガネ/印あかり
石村さんのコメント
>メガネのフレーム外の言葉は
>へえっとお空に飛んでいく
>赤いネクタイがマンションのベランダに干してある
>あれ 盗んでみようかしらって

ここで、はっとしてしまうほど空間が開けていき、自然とかなしみが湧いてきました。
詩(に限らず文学作品)の中で、真実のある涙に接することはあまりありません。この作品にはそういう涙がありました。