希望の光か/坂本瞳子
石村さんのコメント
坂本さんのいいところは、書いても書いても上手にならない、上手になろうとしていないことですね。上手に書くことより、自分にとってほんとうに大事な何かがあって、それをいつも求めている。その何かを求めて、何度失敗してもひたすら書いて書き続けている。だから目が離せない。このひとはいつか、そのほんとうに大事なものをつかむだろうな、と感じさせるので。
巧いひと、才能のあるひとはこのフォーラムに何人もいますけど、詩は結局、才能じゃない。才能ではかけないもの、そういうところまで行かないと、ほんとうに人の心を動かすことはできない。なので、坂本さんの作品には、これからもずっと目を離さずにいたいと思います。