さくら/川津 望
Lucyさんのコメント
傷ついた少女のみずみずしいエロチシズムと、死にゆく樹木のイメージが絶妙に交錯して・・
美しく儚い、それでいて現代に生きる者の繊細な感性に捉えられた冷徹な虚無感も低流に潜む。
なおも重ねられ続ける日常の営み、いわば死につづけること、
枯死寸前で美しい花をつけ、立ち続ける桜の木と重なるのでしょうか。(などと、かってな解釈をしたくなりました)
素敵な詩をありがとうございます。