玩具/草野春心
オダカズヒコさんのコメント
“100年前”に壊れた「玩具」を冷静と論理で
見つめる目。そこに介在する感情があるとすれば
ノスタルジーでしょうか。
悲劇的であったものさえ、時間が経てば、郷愁に
変わる。これは、忘却の寓話として読むのではな
く。記憶と時間にまつわる勇気の話だと、ぼくは
そう読みました。