「もう人間であることをやめた智恵子に
恐ろしくきれいな朝の天空は絶好の遊歩場
智恵子飛ぶ」　-高村光太郎-

なんという題目だったかは忘れました。
ただ、情景は重なりました。普通、人が衰退と呼ぶもの。
それが、完璧へ向かう道程のように感じます。

地球の丸さには逃げ場はない。
けれど、逃げる事を拒否するためだけの勇気は
衰退の訪れる前の人間には、何一つ持ち合わせてはいないように思います。
すごく、心に焼きつきました。