修羅/そらの珊瑚夏美かをるさんのコメント
“もうたくさん!美しくないものは”と、“美しくない人”が言っているのを、バラの立場で描く--見事な視点の交差です。家に中に花を飾るという行為は、花にとってみれば命を摘まれ死期を早めることであり、人間の究極の我侭だな〜と私も思ったことがありました。で、そんなことをテーマにいつか詩を書こう、なんてもまた思っていた次第ですが、またもや珊瑚さんに先を越されたぁ(笑)!“いつか”と思っているだけだったら、永遠に詩人にはなれませんね。いつものことながら、ぞくりとする程素敵な詩でした。