八重よ、八重/夏美かをる
そらの珊瑚さんのコメント
八重の花に問いかけながら、それが作者にも重なるようです。
世界のどこにいようと日本人として生きていくこと(それは口でいうほど簡単ではないし、
太枝を切られる思いもあるはずで)を貫こう、という気概のようなものが強く伝わってきます。
あえて桜という文字を使わずに、読者に桜を想起させる手法が冴えていると思いました。
---2015/04/27 12:38追記---
コメント欄を拝見して。
和の国とされたほうが断然いいと思いました。
(倭という呼び方は、そこに侮蔑のような、いい感情ではないものがあるという説もあるようですし)
和を以て尊しとなす、という聖徳太子の言葉が、この詩とリンクするような気がします。

---2015/04/27 12:48追記---

---2015/04/27 14:52追記---