感性で読みとく現代詩:「夏の光に」/あい
アラガイs
さんのコメント
「秋の余白に」とは詩集でしょうが、他の作品を読めばもっと深く入り込めるかも知れない。そうですね。評されるように私が感性で読むならば、冒頭からの置き方は何やら旋律のある音楽に聴こえてきそうです。夏の光に照らされたきみの、これまでとは違う瞬間を見たような写実性と、内実は意識的に対比された過去への想い。これは葛藤するこころの、光と影の描写かも知れない。予感される枯れ葉、ながれてくるのは古典的な、もちろん西洋音階でしょう。