良く思われたいだけなのです/陽向鵜飼千代子さんのコメント
17年ほど前にニフティの現代詩フォーラムで、大村浩一さんが似たようなことをおっしゃいました。論議の最中だったのですが、「詩で評価されたい、その姿勢と自らに燻る野心」一言で表現されたのですが、この詩に書かれているようなジレンマを抱えていらしたのだと思います。今は、突き抜けてしまっているでしょうが。
わたしはこうしたことは詩にせずに自分で校庭10周走って消化した言葉を書くタイプですが、最初からそうではなかった。
書いて日焼けをするのは詩人ですが、「まだ嘘がない?これでも嘘がない?」と内側を探る行為は見ていて痛々しいのですが、言葉を追うことを読むことと思っている読者にとっては丁寧でわかり易いと思います。止めませんので、納得がいくまで。
お家に帰ったら、カマクラの形になっているお布団に潜り込んでぐっすり眠ってください。また明日、頑張るために。