東西循環/ゴースト(無月野青馬)
左屋百色さんのコメント
何気ない描写にも独自の世界観がある。
この殺伐とした詩の中の感情は
いったい何だろう。
読後、風景に誰も映らない。
そこに人々の日常があるのに映らない。
町や人との距離感さえも独自で
そこをまわるバスの音だけ響く、