ルーティーン/軽谷佑子アラガイsさんのコメント
川で蓄えられた養分は汽水域に溜まります。(ことばが違うようだった)日々繰り返された日常の景色は、通勤電車ならば線路脇の草花、或いは建物を透して揺らぐ幻影の光に留まります。それは夏の朝の眩しさ、暗い冬の帰着へ。
その日、恋人(?)と別れを告げた後で思い出されるのは、台所に洗い残された器たち 。 何れにしても言葉とは裏腹に、振り返れば虚しく過ぎ去った想いからでしょう。もう一行くらいあったらもっと踏み込めるかなぁ。 ラスト(朝には靴をはいて) これでまた明日が見えてくるのかしらね 。