現代詩研究所/左屋百色
左屋百色さんのコメント
男は遠回りして帰った。
あの煙突は
現代詩廃棄処理工場のだった。
捨てられ
粉々にされ
燃やされた現代詩の煙。
男は
寒気がした。
帰りにラーメンでも食べようと
思っていたが
食欲がなくなった。