僕が思う現代詩と合唱の関係について(7)/赤青黄まーつんさんのコメント
興味深いです。
言葉の世界と旋律の世界の間に、そんな風に橋をかけてしまうとは。
既成の詩に音を付けて名曲が生まれる、という逸話は耳目に得てはいたものの、やはり現場でもがいている人の言葉は瑞々しい。
僕は趣味でギターなんぞも弾いている社会人ですが、歌唱曲を作るときは、詩が先に出てくるか、メロディが先に出てくるかは曲によって異なってきます。独学なので譜面などは読めませんが…。
音と言葉、異なる二つの素材をすり合わせて一つにすることのジレンマが苦しくもまた病み付きになるというか。
赤の他人の内的吐露である詩の世界。その閉ざされがちな扉を音楽という梃子でこじ開け、第三者がどのように肉薄し、共感していくか…それは、人が人を理解するという行為そのもの。
その過程を楽しみに読ませてもらいましょう。