僕が思う現代詩と合唱の関係について(7)/赤青黄深水遊脚さんのコメント
ひとつの合唱曲をチームで作り上げる過程で、音と言葉のひとつひとつと対話しながらその答えを共有するプロセスは興味深いです。ひとりの思い込みを胸にしまっておくのとは対照的で、別々の考え方をする個々のメンバーの間でいろんなものを出し合いながら、音の必然性、言葉の必然性について共有して、そのうえで細部を作りこんでゆく、そんな世界があるのだと知りました。あらためて考えれば表現者として当然かもしれませんが、課題曲の音と言葉を基点としているところ、とんでもなく面白い語れることがいいです。
---2013/02/16 12:44追記---