水面下での戦い/三条麗菜ヨルノテガムさんのコメント
狂気が出るのか出ないのか
というお話に見えましたが
そのなかで 美しさ という価値観が
顔を見せます その出現はちょっと
変わった感じに見えますが
美しさ というのはひどく個人的な発露で
自己陶酔のレベルを表しているようにも
思えます 他人から見たら それは
はた迷惑なもので曖昧なこと。
しかし そんな曖昧なものが狂気の下で
判断を下しているのかもしれませんね
>一本百円の
この安さにも 日常的な安易さがあって
その中で解消しなければならない窮屈さを
感じます その方法でいいのか と。
話は変わりますが ピカソの詩の感想
僕はちょっと つまらなかったですね
もっと読者が踏み込んで自己解釈を披露してみても
いいんじゃないかと思いましたね
あれくらいの読みや感想なら いらんですね
あなたのためにもなってない
---2011/07/29 01:47追記---
あ どもども
>自分ではああいう書き方も好きなのですが……
僕も この手法はわかるしリアリティを出そうとする
表現のひとつだとおもってます
たとえば 百均で買った金槌で通り掛かりの人を
殴ったなんて事件は あるある気がします
しかし この作の場合は主人公というか
書き手が冷静で割合柔らかい表現を使っていて
それほど切羽詰った勢いを感じないので
その方法でいいのか というのは別の方法でも
かまわないのではないか という解消加減を見て取ります
美しさに近づく贅沢をしてみたら面白いんじゃないかとかw
竜をなだめる特別の贅沢があっても良いんじゃないかとか ね
この話し手は 書き出しながら方向性を計っている余裕を
まだ感じるので ちょっと急に解決のシーンを選んでいる
ように思えました
でも 日常のギャップのある表現をもってきてるので
言葉足らずでしたが それほど悪い表現だとは思ってません
注目したよ ぐらいです
---2011/07/30 23:50追記---
あ どうも 何度もすみません
これで感想は終わりますので ちょっと書きますね
あの— 良い作品だと思います
何度か読み返してみたら 切羽詰ってないというよりも
やっぱり最初に何かしらの狂気じみたものを感じたように
切羽詰った状況に思えました
3連4連5連の竜の挿話が最初は上手く判断しきれなかった
のですが やっぱり切羽詰ったからこその展開に思え
また僕が引っ掛かった「美しさ」というものも
現実と空想のなかを行き来する「竜」に例えられるものが
出るのか出ないのかの単なるキーワードに思えました
だから最後の 美しいという言葉がでるほど というのは
シンクに竜の顔が浮かんで来そうなシーンを思いました
シンクは水面ですね
総合的に見て 生活臭もしますし 主婦の鬱屈したものを
感じましたね 狂気とまでは言い過ぎたように思えますが
竜に例えられるものが 現実に現れたら この主人公の私は
どうなるのだろうという場面が劇的で良いですね
破裂含みなニュアンスを蒔いている
なんだろう 何か改善点があるとしたら
どこまでを 恥ずかしがらずに書き出して どこまでを
比喩に回すか 題名の「水面下での戦い」にしても
具体的なのか抽象的なのか 場面の展開・意識を各連に
もっと印象付けて肉付けても面白いかもなと思いました
題名「水面」とかでも雰囲気あるかも 境目として。
1、2、6連と 345連は表裏のようにひっくり返って
語っていきますよね
ではでは どうもどうも