夏のゆかた/月乃助
るるりらさんのコメント
— 大本営発表 
 新型爆弾ハ、恐レルニ足ラズ。
 白イ物ヲ身ニマトウコト。火傷ニハ、油ヲ
 ヌルヨウニ。
ひとつ、素朴に知識を蓄積したいという私の願望からの質問があるのです。以前も白い物をみにまとうようにという文章を詩としてモチーフにされていたことを覚えています。私も なんとなく こんな文章を聞いたことがあるように 思うのですが、この文章が世に出たことがあるというのは 事実からでしょうか? また、それは 人々によって実行されたのでしょうか? もし ご存知でしたら 教えてくださいませんでしょうか?野暮な質問をしてもうしわけありません。
---2010/08/06 09:36追記---
返信ありがとうございます。もしかして、昨年も私は同じことを聞いたのではないでしょうか?白が うつくしくて、けれど ヒロシマの悲惨さの話を聞きなれている私は、つい お聴きなおしたくなるのです。焦土の広島では、リトルボーイの特性などは まったくあかされぬまま、医療もずさんなものだったときいています。白い布でまとうとか油をぬるとかが やけどの唯一の治療であったという話を聞いたことがあるような気がしてもでも私の記憶は曖昧で確証がほしくなったのです。焼け野原で白の物も そんなにはないなか、人々はそれでも 白をまとおうとしたのかしらと 思いました。

8月6日は、ふつうの日でした。ふつうの日に特別な浴衣を着ていた方はすくないでしょうから、袖をとおしたこともあまりないきれいな浴衣を着させたいと思う方がいたのだなあと読ませていただきました。瞬時に気体になるか火達磨かケロイドになるか火傷がないとおもっていても髪がぬけたりといった醜い体験談がヒロシマには溢れています。-----合掌-------