感情による共感、によらない一体感についての個人的な考察/テシノshさんのコメント
この散文をとても面白く読みました。
詩(のようなもの)を書き始めてまだ日が浅いのですが、「境界を越える」というキーワードがずっと頭の中にありました。ものを書くとき、自分は何にでもなれる(「僕」という一人称を使ったからといってそれが自分自身である必要はない)ということが、ひとつの新鮮な驚きだったのです。読むことと書くことは同じじゃないか、ということを最近考えたのですが、そういうこともこの文章の中に既にあるような気がします。
「感情を一切必要としない、対象物と同一化する事で得られる一体感」という言葉が気になるので、タルコフスキーという人の作品を観てみたいと思います。あと、文中で引き合いに出されている本も読んでみたいのですが、誰の本なのでしょうか?
---2010/03/18 12:03追記---
表紙が水色で哲学の本、ということがわかっただけでもありがたいです。どうもありがとうございました!