大雨/たもつ
小川 葉さんのコメント
これは
並みのお花畑の住民のものとは思えない
声なのだと思います。
たもつさんの作品に、僕はひそかに、
ロックンロールのようなものを感じています。
その声はお花畑からなのですが、
そこからはみだしてしまった、大雨が、
からだの中を流れていって、僕も流れていく
その一体感がいいのかもしれません。
行ってはいけない、その先に、
隠し通すことのできない、
真実、があるからなのでしょうか。

ほんとうは、壊したくはないけれど、
壊してあげないと、蕾は花を咲かせないのだから、
そんな願いや祈りが、
ロックンロールのようなもの、なのかな?
自己犠牲のような。
と、今朝ぼくは思いました。