「B-29は頭上を通り過ぎていきました。」〜祖母の記憶/夏嶋 真子夏嶋 真子さんのコメント
この作品には脚色もありますが、現在82歳の祖母の体験をもとに書いています。
お読みくださった皆様、ありがとうございます。
深く深くお礼申し上げます。
石川敬大さま
コメントありがとうございます。
身近に戦死した者、出兵した者もいたのですが
「戦争の近くにいた人ほど口をつぐむ。」という祖母の言葉が
耳に残って離れません。
今回、祖母の体験を詩に書くにあたって形式よりも大切にしたかったことは、
祖母のこころとそのリアリティです。
作品としての優劣よりも、一人でも多くの方に読んでいただいて
何かのきっかけになればと願っています。
果音さま
コメントありがとうございます。
心を動かしていただいたこと、本当にうれしいです、
書いてよかったと思えます^^
柊恵さま
コメントありがとうございます。
心を壊す、そのとおりですね。
心が壊れるような体験を話で聞いたり映像を見たりするのは辛いですが
私は戦争のことは全く知らない世代なので追体験はとても大切なのだと思っています。
吉田雨さま
コメントありがとうございます。
色々調べて本当はグラマンと書くべきかな?とも思ったのですが、
祖母にとってはどんな飛行機もB29。その視点を大切にしたいと思いました。
私自身も、戦闘機の名前はB29しか知らなかったです。
ペポパンプさま
コメントありがとうございます。
心強いです。
NO MORE WAR! LOVE & PEACE ^^
一言でも、声をあげることそれが大切な第一歩だと思います。
アハウさま
コメントありがとうございます。
人はずっと戦争を繰り返していますが、戦争のない世界が訪れるように、
進化を続けていける存在だと信じたいです。
世代から世代へ人間が人間としての魂の成熟の証として、
平和を実現させてほしいと願っています。
私にできることは本当に些細な一歩でしかありませんが、過去を受け継いで、次の世代へ伝えたいと思います。
吉岡ペペロさま
コメント、ありがとうございます。
肉声、記憶に深く刻まれるという意味で大切ですね。
祖母の話してくれたその声や、その沈黙の意味するものを、
わたしは決して忘れないと思います。
わたしにそれを再現するのはとても無理ですけど、
声にする機会を得られないか、考えてみようと思いました。
批評人さま
コメントありがとうございます。
同じ年代の方から感想をいただけたこと非常に嬉しく思います。
祖母の話を聞いてメモをとり、事実を資料で確認し
それを頭の中で映像化しながらこの作品を書きました。
祖母の世界を追体験しているわたしの世界の上に祖母の心情をのせて描いているので
本当の現実とはどこかちがうのかもしれませんが、懐かしいと言っていただけて感激です。
ありがとうございます。
コメントくださったみなさま、本当にありがとうございます。
余談
祖母の話のとおり、同じ名前の先生が
空襲に巻き込またという記事を見つけました。
祖母は「先生は御真影(天皇の肖像写真)を守ろうとした。」と記憶しているのですが
私が調べた記事には「先生は、たまたま当直で空襲に巻き込まれた。」とあります。
なぜ祖母がそのように記憶しているのか?
その答えが戦争が祖母の心に残した傷痕の一つのように思えました。