「あなたにも隙があったんじゃない?」とは何か/ふるる
ソティロさんのコメント
「隙があったんじゃない?」って言うのは、まずヒドいと思うし、
そもそも言わないし、言わないようにもしています。

でも「隙が〜略?」って言う動機については、
ふるるさんの挙げられた「なかったことにしたい」等の他に、
「説教したい」とかがあるんじゃないでしょうか。

それは自分の優位性を確保するという面もあるだろうし、
「相手のためを思って」(←これがまたうさんくさい)注意をしている面もあって、
麻里乃さんの例えでも出てきましたが、
「青信号渡って撥ねられたら相手が100%わるい。
でもそれで死んだら元の木阿弥だから左右確認したほうが(あなたにとって)いいよ。(或は「確認すべきだよ」)」
というやさしさと厚かましさと乱暴さがかけあわさった部分があるように思えます。
それは起こったことから目をそらす方向ではないかもしれない。
ただ、相手のキモチとかそんなところからは逸れてる。

相手がどう思ってるか、どんな状態か、
って結局想像(或は実体験からの想像)でしか補えなくて、それに慣れていなかったら、
上記の動機で「悪気無く」言ってしまうことってありそう。
鬱にがんばれ!みたいな。あとは鬱は甘え、とか。

鬱だったら、鬱はしんどいねん、がんばってるから鬱やねん、甘えとかじゃないねん、(そしてそもそも甘えってそんなに悪いことか?)、ということを「論理的に」広める必要があると思うんですよ。
この場合【「鬱は甘え」は甘え】と言ってもケアにはならない。
ふるるさんの文章にぼくは賛成ですが、そのポイントだけひっかかりました。