＞酷い映画は
＞暗くて見えない部分が多い
＞もしくはカットが早過ぎる

確かに僕もそうだと思っていたんですが、エイリアン・シリーズなんか「暗くて見えない部分が多い」のを最大限【視覚効果】として利用している。それと、「カットが早過ぎる」映画で面白かったのは、【第三の男】とか【三つ数えろ】、最近では【パフューム／ある人殺しの物語】だとか・・・・たぶん、挙げだしたらキリがない筈だが、ダーレン・アロノフスキー監督のいうところの「ヒップホップ・モンタージュ」、よだれ垂れ流し状態のダラけた現実を大鉈を使ってさも断絶し、あたかも別次元へ誘うかのような【困った顔の安倍晋三】や【イチジク浣腸】みたいな意味もなく突拍子もないカットによって醸しだされる脳内の劇的な変化、その高揚した気分こそが【live】。——だとしても、それが一体なんだって言うんだ！　秋になれば山々は色づき、野の里も大勢の耳の尖ったバルカン人らと巨大なモアイ像のころがる河原でバーベキューを楽しむ姿がそこかしこで見受けられる。炭の燃えるオレンジ色の温み、そして肉の焼ける香ばしい匂いが堪らない。やっぱり、焼肉にはビールだろう。もう俺、たまらねえや。姉ちゃん、【生中】もう一杯！