　ことばに意味が具わっている

ということを所与の前提のように考えてきておりましたが、

　意味がことばを具えてきた

ということばの生成のときに遡れば、こちらこそ第一義であったのでした。
そう捉えると、意味がことばを輝かせることの出発点はここであろうかとも思います。
詩にまつわる私の関心の中心はいまこの点にあります。