それでもたしかにぼくがいたんだ、あいまいなひかりつつまれながら/ゆうと白井明大さんのコメント
あまいピントで撮った世界は
ゆめをみているようだった
(( それでもたしかにぼくがいたんだ ))
あまいピント、オーバー目の露出、フレアがかった描写などが若い写真家を中心に多く見られるように思っておりますが、そうしたいまの気分の背後に、こうしたことば(思い)がかくれていることがあるのかと、はっとさせられました。
引用した箇所の最初の2行から、
(( それでも・・・
へと飛躍するところに、写真とも詩とも判然としないある瞬間のまぶしさを感じました。