創書日和「淡」 蒸発看板/大村 浩一大村 浩一さんのコメント
淡い→文字かすれ→蒸発看板、と連想がアイデアに辿りついてから、
どうしても書きたくなって書きました。ネットで見たら「最もポエティック
なトマソン」と紹介されていましたね。
アイデアはすぐ出たけど、展開のさせ方が難しかった。赤瀬川原平
さんの「老人力」忘れる力という概念を思い出して、どうにか乗り切りました。
「ふり返れば…」の連は拙作「saraba」からの引用。
最近になって、電車の最後尾の展望が面白いように感じるようにな
りました。後ろ向きだと、小さくなっていくものがなかなか消えない
ような気がします。
いかにも後ろ向きの詩というのが気になりましたが、こういうリア
リティもアリなんだゾと思い、忠実に。
片野晃司さん、石田圭太さん、地下鉄さん、北野つづみさん、
mizu Kさん、藍沢颯太さん、あおばさん、前田ふむふむさん、
5or6さん、藤丘さん、はらだまさるさん、緑川 ぴのさん、
三枝フウさん、フクロネヅミさん、ピクルスさん、
ありがとうございました。
はらださんコメントありがとうございました。
こういう詩なんで、皆さんからの暖かいツッコミをお待ちして
おります。(笑)
---2007/10/15 12:10追記---