感傷的な夏より—連弾する午後の夢/前田ふむふむ
ブライアン
さんのコメント
肉と人を隔てる境界線は、
波打つ心電図のリズムなのでしょうか。
環状線の流線形が、時代に放たれた追跡の痕跡だとしたら、
死と生をを分け隔てる、その境界線も目に浮かんでは来ないのだろうか。
振り返る景色は姿を消して、恐れるように草に触れる。そうやって、生きることをどこまでも、感覚へと還元していけば、どこかまで続く、生の境界線はみ見えるようになるはずだと、信じております。