それは、冬の公園で/soft_machine
狩心さんのコメント
最後の一行がちょっと嫌らしいんですが、
最初から最後まで、全体的に うまいうまいうまい うわうわうわーん!
描写! 心象重ねろー! きたー! ピキーン しゅばしゅば 風が頬を撫でた。
って感じで、ホント良かったです〜☆

三連目なんかは、畳み掛けるようにイメージが練り込んできますね。
ここで読者を殺すわけですね。(いい意味で)

四連目は、その残り火というか、残骸。

>風はかた時も目をつむらない
>夜になるときみだけが
>水のなかにあって
んで、ここが極めつけなんですが、たぶんこの作品の核ですね。心情的頂点です。

>風はかた時も目をつむらない
風が記憶を運んでくる 永遠に

Re:二読目、うーん、やっぱ、この作品の世界観や語り手の目線の心情を考えると「春にはなれない」から、
最後の一行の、綺麗にまとめようとした部分は、世界観とも心情とも相反していると思う。
春になろうとしている・・・季節の移り変わり、時間経過としてそれが行われようとしても、
やっぱりこの冬の公園の世界観と語り手の心情とは重なることはないだろう。

春という希望感や、時間経過としての未来、またはもしかしたら、外界は春になろうとしているというおいてきぼり感、
そのどれにしても、やはりたった一行では、そこまでの作品全体の重さと深さを支え切れていないと思いました。
春となろうとしている、の前に二、三行補足が必要な気がします。
もしくは、春という希望らしき漠然とした光の言葉ではなく、
もっとディープな暗い世界とか、マイナスな場所で、そこにこそ何かを見出しても、
ラストとして締めくくれるのではないかなとおもいました。
なんにしろ、美しい詩ではあります。&確実に俺より上手い(笑)。
今後も<soft_machine>さんの作品を楽しみにしてます♪

ReRe:ぐは!w 大量にコメント返し、ありがたき幸せ!