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こけこっこーで、
お目覚めっぽ。
お天気晴れたら、
お散歩っぽ。

窓の向こうを、
ちょっこり覗けば、
お外はとっても、
ご機嫌っぽ。

おべんとおむ ....
雨が降る。
傘はいらない。

雨が好きな月もあれば、
雨が嫌いな月もある。

二月の雨が、
どちらなのか。

それはこの雨と、
君だけが知っている。

 ....
   





例えば人が硝子だとする。
だから人がレンズだとする。

屈折するひとりが見る世界は、
どんなだろうか?。

では、
もうひとりがいるとする。
だから、
 ....
のりしろを見つけました。

観察しても、
どちらがのりで、
どちらがしろなのか、
わかりませんでしたが。

とりあえず。
貼り合わせてみましょう。

のり( ....
影を定めよ。

蝙蝠は吊され、
夜は曳き裂かれた。

太陽に磔にされ、
鬼の罪は暴かれる。

忌まわしき、
人外の獸。

その血は汝の影ではない。

 ....
   





ひとつ月を見ない。

最後に彼月を見たのは、
四つ前の七日双月であった。




双月。

ひとつ月と、
ふたつ月は、
兄弟月である。

大変 ....
日に夜をついで、
月の影をかいくぐり。

地平の弦の彼方、
鬼は羽ばたく。
夜に呼ばれ、
風に身を浸す。

月に影を渡し、
光脈を流れ。

響明。

光は響き、
すべて満たす。
惚れるひとつ。
溺れるふたつ。

ここにひとつ影。
ふたつ追憶に溺れる。

果てる波みっつ。
二日目。




雨が止まない。

夜が明けても、
そのまま降り続き、
今もまだ降っている。

お昼過ぎに、
カリミから連絡があった。

話したいこ ....
戯れ言は、
繰り返された。

繰り言は、
聴き飽きた。

咀嚼なき言葉を吐くな。

飲み込んで、
味わうがいい。

それがお前の、
侮蔑だ。


 ....
きみと、
あなたと、
いればいい。

外と世界も、
内に秘めた心も、
いらない。






目を閉じろ。


脱ぎ捨てて、
裸になれ。

 ....
未来に向かい、
書き残しておこう。

わたしが、
まだ。

音楽に対し、
純粋な今のうちに。

やがて時が経てば、
忘れてしまう。

こんな感情など。
 ....
国会の証人喚問潰し、
ですか?。

そのやり方、
いつも使いますね。

ちょっとばかり、
都合が悪くなると、
また「ゴミの日」でござます。

まとめて出せば ....
月の滴り糧にして、
傾くが儘に流れ征く。

果ての浄夜は音も亡く、
地を這う我影、
唯ひとつ。
るぅ、




りる、
りらぁ。

ふるりらぁ。


小さく、
目を開けて。


鍵盤の上、
踊ってるよ。

こびとさんたち。



 ....
「あなたはね。
 卵から生まれたの。
 それはそれは痛くって、
 とっても大変だったのよ。」

それが母の口癖だった。

嬉しいことがあったときも、
悲しいこと ....
隣の白蛇が、
皮を脱ぐ。

彼は失恋すると、
いつも絶食して、
いつも脱皮する。

センチメンタルなのだ。

脱皮する少し前から、
蛇の目は白濁しはじめる。 ....
君の為に書こう。
君に向けて書こう。

そう決めて、
昨日一日、
ずっと考えたけれど、
何も書けなかった。

だから、
平凡だけど、
こう書くよ。

お ....
こぼれる。
一滴と一敵。

てきが足りない。
ガラパゴスで恋をして、
ガラパゴスで眠りたい。

わたし、
ひとになれません。


きっとね、
こんこんこん。
と、
扉がいったので。

とんとんとん。
と、
返しました。

外に出る。
と、

誰もいませんでした。








 ....
電池が切れた。
電池は切れていた。

もうずっと前から、
電池は切れていたんだ。

嘘を付いていた、
まだ動くから。
切れてない、
演技していた。

怒る ....
沸かしている。

こんな朝には、
カフェインが欲しい。

紅茶が飲みたい。
紅茶は飲めない。
願を懸けているから、
飲んではいけない。

だから、
珈琲を ....
手を離せば、
自然に落ちてゆく。

それは抵抗もなく、
するり簡単。

しがみつく、
醜い姿。

向こうに鏡。

お前を落とす、
引力に惹かれてる。
 ....
うんちくんたちは、
考える。

やわやわうんちは、
柔軟に。
かたかたうんちは、
堅実に。
からからうんちは、
狡猾に。
ふみふみうんちは、
卑屈に。

 ....
地底人さんの朝は早い。

日の昇る前から働いて、
せっせせっせと働いて、
日が暮れたって、
月が笑ったって、
まだ働く。

地底人さんは穴を掘る。
くる日もく ....
おおきなお空の、
でっかいおめめさん。

まんまるね。
あかるいね。
あったかいね。

お空を見上げたら、
いつもあなたがいるの、
いつもあなたが見ているの。 ....
ぷるぷあ。
ぷるぷあ。

るら。
ぷるぷあ。

息ひそめて、
ごらん。

これは夢。
現世で見る夢。

ほら、
彼女が目を覚ましたよ。



 ....
陽は斜めに、
影は長く伸びる。

あの足跡まで、
もう少し。

ようやく影が、
足跡を捕まえた時。

旅人は、
部屋を出た後だった。

カーテン。
ふ ....
落合朱美さんのPULL.さんおすすめリスト(71)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「_っぽ。_」- PULL.自由詩19*06-3-2
「_日曜日は雨で。_」- PULL.自由詩13*06-2-26
「_屈折した火曜日。_」- PULL.自由詩9*06-2-21
「_のりしろ。_」- PULL.自由詩10*06-2-5
「_火刑。_」- PULL.自由詩4*06-2-4
「_双月譚。_」- PULL.自由詩8*06-2-2
「_夜躍。_」- PULL.自由詩6*06-1-31
「_響明。_」- PULL.自由詩7*06-1-31
「_ひとつふたつ。_」- PULL.自由詩13*06-1-30
「_つるしもの。二日目。_」- PULL.自由詩6*06-1-24
「_侮蔑。_」- PULL.自由詩7*06-1-20
「_裸音。_」- PULL.自由詩5*06-1-19
「_みゅーじっく・らいふ。_-_その、いち。_-_」- PULL.散文(批評 ...17*06-1-19
「_どうしてですか?。_」- PULL.自由詩4+*06-1-17
「_夜旅。_」- PULL.自由詩12*06-1-16
「_夜想。_」- PULL.自由詩10*05-12-14
「_たまご。_」- PULL.自由詩15*05-12-11
「_皮を脱ぐ。_」- PULL.自由詩16*05-12-8
「_ぷれぜんと。_」- PULL.自由詩14*05-11-10
「_てき。_」- PULL.自由詩3*05-9-22
「_がらぱごす。_」- PULL.自由詩13*05-9-20
「_こんと。_」- PULL.自由詩16*05-9-16
「_電池が切れたら、さようなら。_」- PULL.自由詩20*05-9-15
「_沸騰しない。_」- PULL.自由詩11*05-9-14
「_引力に惹かれてる。_」- PULL.自由詩7*05-9-14
「_うんうんごっこ。_」- PULL.自由詩7*05-9-12
「_地底人さんがんばる!。_」- PULL.自由詩13*05-9-11
「_おめめさん。_」- PULL.自由詩11*05-9-10
「_ぷるぷあ。_」- PULL.自由詩3*05-9-7
「_かーてん・こーる。_」- PULL.自由詩12*05-9-5

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