畑を荒らす娘の、
頬が熱い、
雪が、熱を、奪っていく、
その体温で、
走り抜ける、
足は、まだあたたかいか、
草木も私も眠る夜に
横たわるこの身体の中で
動き出す小さな私

腰の辺りにある
大きな貝殻が開いた形をした腸骨で
目を覚ますのは
手の平サイズの女の子

彼女はお腹に住む
私の夢の ....
小さな器に
どくどく淹れたら
あふれました

それでも どくどく
淹れたなら
器は大きくなりますか

上からの
目線 言葉 錘
重くて 重くて

それで育つもののひとつが
自 ....
見つめられると目が泳ぐ 点

嘘をつくとき唇が溺れる 点

滅多に好きなんて言わない 点

温かすぎると慌てて逃げ出す フーテン

笑おうとすると頬が寒がる 点

お世辞を言う ....
宙返りしてみても秋深まらず

空腹に飴をあてがう午前2時

鈴虫よ鳴くは勝手、泣き止むな
また愛を怠って

また後悔などして

わたしは、いまだ愚かです
Rabbitholeさんのおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
習作- ballad自由詩211-11-12
ちいさな- 木屋 亞 ...自由詩6*11-11-6
雨模様- 朧月自由詩211-11-5
点点- nonya自由詩19*11-11-5
宙返り- はるな川柳411-10-21
愚かです- 殿上 童自由詩11*10-9-1

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