愛されるっていいな
大切にされ
困っていると
会ってくれて

メールも
すぐ返事くれる。
電話もくれる。
心配してくれる。

気持ちを受け止め
自分を知ってくれる。
相手の事も ....
おい俺いま泣いているのか

薬物に少しおぼれたことのある俺が

今はまったくやっていないだけじゃないか

当たり前の生き方をしているだけじゃないか


だれも褒めてはくれない

 ....
肩上から指先にむかってながれる一本(くだ)を
ふき こすり たたけば
装置はあやしく
黄昏もする

段々畑にくみあがる椅子に 沈み
ホールそのもの

しずくのような響体構造が 浮く
 ....
きみの横顔が
僕に似てきたって
ママがいうから
そうかなと思って
眺めていると
僕の視線に気づいたきみは
無言で
遠くの方を指さして

窓から見える
小さな湾を指さして

いつ ....
高いところから
こぼれた水が
だんだんとぬくもりながら
流れおちていく
その
さいごのひとつぶが
目がしらに発見される

水は
いつもさみしがるから
海と
出会わなくちゃ
 ....
香ばしさと苦みがウリの豆を焙煎してもらう

双眼鏡で遠くを見るような休みの日

地球人を演じて死ぬまで生きている

水色を繰り返していろんな音楽奏でていよう


山の上の青い空濃くて ....
金の入日に 繻子の黒 
金波 頭上に おわします 
思えばオーロラ 光のループ

金の入日に 銀の水輪 ゆれる人蔭 金輪奈落の水際の 
あのかた あちらに いらっしゃる

昼間 ....
幾世紀もの家族がつながった半島の先端
岬はいつもそこにあって
空と海の高さを測り 
見知らぬ明日の水平線を描いてきた
海を渉る鳥たちのために
半島に帰る人びとのために


灯りの落ちた ....
一人でトボトボ
道を歩いている
焦点が合わない
ふらふら千鳥足

誰も振り向かない
孤独な一人旅
地球が回る
時間が回る

コバルトブルーの空の下
虚無を感じる
砂粒のように
 ....
かつて家庭をこわしたおやじは

ほころんだ心の縫い目を
なでさすっては

ときどき
遠い眼をして
なにかを
覗き込んでいた

それは断罪という
自傷行為だったかもしれないし

 ....
ダボハゼの様な顔をして
獲物を狙っている。
ムツゴロウん〜んまさかね
そんなことないよ。

カウンセリングと相談の違いを
考える。
能動的尋問と受動的傾聴の
違いとわかる。

命が ....
マイナスのこころは 似たような レベェルのマイナスの心を
呼ぶのかな
そんな はずはない
マイナスのこころは 似たような レベェルのプラスの心を
呼びたがるはず

あの晴 ....
一陣の風に
吹き飛ばされて
舞い上がるよ
俺の人生

無常の豆腐の上の薬味みたいだなんて
君はわらう

藁のつとのなかで発酵する納豆のように
銀色の糸をひく人生もいいね

ぼくは ....
俺はもう一生

ひとにかわいいなんて言わない

光よ、

たのむから返事をしてくれよ


脳をだまして

こころを騒がす

光よ、おまえは脳をだますのか

こころを騒がせるのか


俺はもう一生

ひ ....
テキトーなことを言って

ごまかしているつもりになっているのだろうか

そういうひとを叩きつぶすために

数年まえまでのオレは生きていた

今は

今は煤けたおっさんになった今は

テキトーなことを言 ....
紫の残暑が湧き出る。コンクリートの硬質を嘲笑うように。明るいところとそうでないところをたがいちがいに踏みつけながらきのう見たテレビを思い出している。
それはせみの羽化の映像で、ナレーションは ....
今なら変われる気がするんだ
空が青だったから
今なら変われる気がするんだ
空が青だったから
ただそれだけなんだけど

ちらっとだけ見た
ほんの一瞬優しく見えた
気のせいかな
涙なんて ....
はやく死んで欲しいと思うのは

長生きして欲しいと思うのとおんなじです

長生きして欲しいと思うのは

はやく死んで欲しいと思うのとおんなじです


どうせ価値ある一瞬です

コ ....
何時もと違う電車の中
開かない扉にもたれ空想の中

明日の事 もう どうでもよくなって

何時もと違う電車の中
知らない景色にもたれ空想の中

昨日の事 もう どうしようもなくなって
 ....
どんな悲惨も
無よりはましかなと思って
野良猫たちの生を
肯定してきたのだけれど

汚いったって
臭いったって
生きてるってのは
そんなもんでしょうって

でもソマリアの餓えた ....
空いてます
ぼくのとなり

とても広くて
あなたのわがままはすべて叶います
来ませんか
ぼくのとなりへ

ちょっと高くてこわいし
階段もないけど
その右手も 左手も
ぼくに差しの ....
悲しみで張り裂けろこのからだ

遠くで雲が泣いている

からだを裂いて雨粒を落としている

悲しみで張り裂けろこのからだ


愛するひとなら耐えてみろ

愛するひとに同苦しろ
 ....
熱帯夜理科室の闇吸い込まれ          


マネキンと踊りたくなる熱帯夜         


熱帯夜マネキンどもが夢の跡          


夏蝶や県境越えて亡命す   ....
活きていますか

いつ会えますか

午後6時に何時もの場所で愛を錯覚して帰るだけ

潰れた気持ちを

救った言葉を

不透明なガラスが塞ぐ

信じきらない君を愛おしく想う
 ....
赤ん坊が
すやすや眠る
さわやかな風
ゆったりした時間

純粋な心
曇一つない
柔らかくて
ふわふわで

神聖な空間
悪魔なんぞ
存在しない。
心が現れる。
ひざしが

丁寧にものごとを区別している(明るいところと影と)
かたむいてみている窓のそとがそうされるのを。
床はすこしつめたくて、かたくて、いい。
すこしずつ、ものごとは遠のいていく
 ....
戻れそうで、戻れない
記憶をたどる
指のさきに、夏の
光があった。


光は
しずくとなって、
虹色の、かげろうをつくった。
ゆらめいて
いのちのかたち。
輝いて
一瞬を生きて ....
この言葉自体すでに存在論的自己矛盾を孕んで

われわれの人生観を覆しかねない深遠な哲学的命題ではあるのだが

美しい国のパクリだと思わないでほしい
親父に品格などいらないしもともと無いし…
 ....
{画像=110824232540.jpg}


人に優しいから自分に優しくなれる / 逆もまた真なりだ

一生懸命生きて来て楽なことばかりじゃない
辛い時にしっかりと支えてくれるもの /  ....
ホップステップ
ワルツ、タンゴ
激しく優雅に
抱いてやる

ポカポカ
箱を叩いている。
ギロで
ジャカジャカ

この人は
守ってやろう
そんな事思って
踊っている。
麦穂の海さんのおすすめリスト(51)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ささやかな幸せ- ペポパン ...自由詩3*11-10-7
告白- 吉岡ペペ ...自由詩411-10-3
臓器のかなで- 乾 加津 ...自由詩10*11-9-29
もうすぐ17歳のきみへ- 花形新次自由詩5*11-9-29
海へ- はるな自由詩511-9-26
青い空濃くて- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-9-25
オーロラに包まれて- るるりら自由詩15*11-9-24
午後の枕木- たま自由詩28*11-9-22
一人旅- ペポパン ...自由詩5*11-9-12
希望- 梅昆布茶自由詩511-9-9
ダボハゼの睡眠- ペポパン ...自由詩2*11-9-4
わたしが_わたしで_あるために- るるりら自由詩22*11-8-31
愚かな蜘蛛の物語- 梅昆布茶自由詩411-8-31
さわがしい夕陽- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-8-30
今は今- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...111-8-30
蝉は二度死ぬ- はるな散文(批評 ...2*11-8-30
君は死んだ- 宇宙姫自由詩411-8-28
価値ある一瞬- 吉岡ペペ ...自由詩111-8-28
逃走未遂- 徘徊メガ ...自由詩211-8-28
無と奇跡- シャドウ ...自由詩3*11-8-28
- たま自由詩37*11-8-28
張り裂けろこのからだ- 吉岡ペペ ...自由詩311-8-27
夏全開- 冬野 凪俳句1*11-8-27
青い訳- 宇宙姫自由詩311-8-27
ゆりかご- ペポパン ...自由詩5*11-8-27
うつむいて- はるな自由詩4*11-8-26
夏の光- yo-yo自由詩6*11-8-26
美しい親父- 梅昆布茶自由詩211-8-25
人生捨てたもんじゃない_/_あなたに想う言葉- beebee自由詩21*11-8-24
そよ風さらり- ペポパン ...自由詩4*11-8-24

Home 次へ
1 2