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橋の下市長は
公務員の真皮着色は「そぐわない」と主張する
否、彼の公務員という概念に「フィットしない人体の様態」
という意味だろう
が?
公務員の皮膚に公共性はあるのか。

刺青をするよ ....
私がクリームを塗るあいだ
兄たちは指さして嘲笑っている

私がクリームを塗るあいだ
妹たちは人形を投げ合って騒いでいた

私がクリームを塗るあいだ
彼氏たちはクイーンのベッドでTVを観て ....
体が重い、頭が重い
手先が器用で走るの遅い
夕やけ嫌い、夜ふけ好き
考えるのが趣味
思うのがよすが
知っているけど知らん顔
わかりもせずにわけ知り顔
かき捨ての恥まみれ
含羞忘れの外聞 ....
春の音がする
表通りを過ぎる車の音
自転車のベル
子どもの笑い声
前景の音が滲んで柔らかく
遠くの音がよく聞こえる
カシャーン、カシャーン
どこかで鉄骨を打つ重機
パタパタパタ…
小 ....
死ぬ時はひとり
病床で死に向け衰弱して行く
ひとり剥がされて行く
それは寂しいことだ
あらゆる愛着を諦めさせられ
消えて無くなるのを
是認させられるだけの日々
世界に別れを告げ
明日に ....
今日も昨日と同じく
十万年前とも明日とも同じように生まれ出る
われわれ人類の至宝たち
と俗に言われる人類の落し物たち
あるいはユニセフのお荷物たち
我々がそうであったように
成年に達するま ....
くまのてっちゃんプップクプー
らっぱ片手にプップクプー
やまの坂道おさんぽだい
まちの市場でびびちゃんが
えらんだ変柄てぬぐいを
なぞのマントにプップクプー
きいろのグラサン目がまわる
 ....
車庫へ還らぬバスは
停留所にも停まらない
ただ辻々で
わずかな客を乗せて行く
代金は要らない
誰もが代償を払っているから

今日は五人だけ乗っている
眼鏡を失くした男と
手紙を置いて ....
目を瞑っても嫌な事はそこに在る
目を瞑っても轟音からは逃れられぬように
耳を塞いでも恐ろしい事は起こっている
耳を塞いでも嗅覚は異臭をとらえるように
鼻をつまんでも根本事由はごまかせない
鼻 ....
産婦人科の待合室には
アヒルみたいにヨタヨタ歩く満腹の妊婦達の他にも
スーツなんか着こなして
生真面目に思いつめた石女達が列を成している
コウノトリを生け捕りし
キャベツに頭を突っ込んで
 ....
高一の冬休み
駅前の割烹でお運びのバイトをした
一階がテーブル席、二階は座敷
宴会料理のお造りや鍋はそちらの厨房で
専任の板前とパート二、三人が誂える
多い時は社長夫婦も加わる
夕方から十 ....
年始の客に酒蒸しか
エスカルゴバターにしようと
前夜スーパーで買ったはまぐりを塩水に浸けた
途端に気泡をプクプクッと吐いた
息をついている
命を摘まれるとも知らず
中国の沿岸で狩られ
淀 ....
こわがりさんに教えてあげよう
どんなに強く引っぱったって
うさぎの耳は取れたりしない
お星が空からこぼれぬように

ビニルのかばんにボートを入れて
雲母の国まで遊びに行こう
あんまり笑い ....
青紫に霞む浅間山の遠望と
賑わう通りに開かれたテラスには
女がひとり食事している
背中でゆるやかにうねる髪に
藤色のつば広の日除け帽
白地に淡彩の花柄ワンピース
ひざ下の裾は四半円に垂れ
 ....
渋谷で夕食にした
友人はペスカトーレのセットと生
私はアスパラガスとウニのトマトクリームを頼んだ
隣の若いカップルは今しも席を立つところ
突き当たりにはインド系のカップル
パキスタン人かも知 ....
IT関連の求人広告を見た男が
雑居ビルを訪ね面接を受ける
(応接室で)
「え? インターネットではないのですか」 
対座の中年男は
「ええ、弊社はウィンターネット構築企業です」
「あの、ウ ....
{引用=祝婚歌2}

ラブを書く
2文字か4文字

ラブを飲む
ただの森永ラブ

ラブを食べる
痩せて肥える

ラブを着用に及ぶ
ブラの逆さま

ラブを歌う
他人が作った ....
世界一のスナッチャーは
二三〇kgのバーベルを挙げた
もう眼球は飛び出す寸前で
ようやく視神経の束に支えられている感じ
体じゅうの筋肉は石より硬直して
針でも刺せば破裂しそうな感じ
ベルト ....
 あたしが初めてそいつに会ったのは、学校に上がってからでしてね。
 昔の親は貧乏に忙しくて、幼稚園児に弁当持たせるので手一杯。湯気立て
て遊ぶ子ども捕まえて、字なんか仕込む趣味もありませんでしたか ....
帰宅して電燈を点けた途端に揺れ
ちょと焦った
テレビを点けると震度3と出
8月31日までも揺らすとは
しつこいのは嫌いだ

ようけ揺れた夏だった
円高も史上初75円台に突っ込んだが
印 ....
朝から赤ん坊の泣き声がする
お隣は余震を嫌って帰国かと思いきや
出産を控えて出国していたのらしい
ついこの間その家主から聞いた
つくづく万国共通だなと感心する、
不快の解消を訴える声はまだか ....
檻のような
陰気臭いベッドに掛けられた
その堅く白いシーツはかつて
私の母が人生の最期の十数日間を
生きていた場所だった
あれから何十回と洗濯され消毒され
何人もの患者を載せ
或いはとう ....
幸せ


孤児院住まいの見習いウエイトレスは
真っ赤な口紅のついたコップを載せた
ステンレスの盆を厨房の隅にそっと置くと
裏口から同じくらいにそっと出た
ダイアモンドとマスカラのお客はま ....
未明からカラス達が鳴き騒ぐ
燃えるごみの日
電力を享楽する都会 まして貪欲な鳥達に
夜盲は無縁なのだろう
ゥアー ゥアー
アー アー
グオッグオッ オッオッ
アガ アガ グァー
多彩な ....
風邪ひいた
鏡の私が情けない顔で
くしゃみを3発
脳味噌が揺れる
くしゃみを3発
モナ・リザもくしゃみをする
その時
?泣く女?もくしゃみをする
アイスランドもくしゃみにぶれる
世界 ....
お鼻の高いおくさんが
キャリーを曳いて家を出る
きらわれ者のかあさんは
むすめの手引いて家を出る
きれいなあしたを夢に見て
あるべき門出をやり直す
首なし亭主の死体つめ
青いお墓に捨てに ....
1  月はまるで、地球の薬指に光る真珠のようだ。
2  月はまるで、大きな藍闇に光る女の目のようだ。
3  月はまるで、私の心を映す鏡のようだ。     欠け行き満ち来る銀鏡。
4  月に呼応し ....
3月、無心な空でしたがそこに慈悲はなく
みな不寝の顔をして今日を倦み
姉はウィスキーのミニボトルと5号瓶を入れました
兄はマルクスの共産党宣言上下巻を入れました
私は書きなぐりの長い手紙を入れ ....
グリコのクリームコロンを買って中身のクリームをすぽんと吸って
筒状の衣は要らないのでカレシか犬にでもくれてやる
おいしくないわけじゃないけどクリームをすぽんと吸うのがおいしい
真空の暗黒に向けて ....
朝見さんのsalcoさんおすすめリスト(29)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
入墨- salco自由詩8*12-5-26
クリーム- salco自由詩19*12-5-10
人種- salco自由詩9*12-5-9
感覚記憶- salco自由詩10*12-4-17
行方- salco自由詩8*12-3-14
七十億- salco自由詩8*12-3-9
くまのお仕ごと- salco自由詩5*12-2-23
- salco自由詩32*12-2-11
- salco自由詩20*12-2-4
永久凍土のバーゲンセール- salco自由詩6*12-2-1
熱狂- salco自由詩5*12-1-29
シンパシー- salco自由詩11*12-1-4
キャヴェンディッシュの子守唄- salco自由詩15*11-12-21
ラストリゾート_(山)- salco自由詩5*11-11-30
出て来ない- salco自由詩13+*11-11-1
開口- salco自由詩4*11-10-30
無登録商標- salco自由詩7*11-10-19
偉業の虜- salco自由詩6*11-10-7
_を- salco散文(批評 ...6*11-9-11
グラグラな夏- salco自由詩16+*11-9-7
善きサマリア人- salco自由詩6*11-9-2
病床- salco自由詩9*11-1-28
十一月の童話- salco自由詩17*10-11-7
燃えるごみの日- salco自由詩8+*10-10-17
微熱- salco自由詩12*10-9-19
イドのまわりのわらべうた- salco自由詩6*10-4-14
満月は欠け始めた。人類は月を10万年間も見て来て、・・・・・ ...- salco自由詩10*10-3-30
川流し- salco自由詩410-3-7
姫様蛸壺地獄_- salco自由詩2*10-2-24

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