コンビニ前の
喫煙所で
マイルドセブンを吸う
雨がふっている
さっきまで
ついさっきまで
ここには猫がいた
片耳の潰れた
グレーの猫
....
いつかまっすぐな塔を建てる日の為に
目の前に、一つの石を置いてみる
一日という空白の舞台に
せめて、身の丈程の石を積み上げよう
一日々々、飾らぬ私であるように
百日、等身大の塔 ....
そらを仰ぐ、
しずかに流れる雲を見ていた
瞳の奥まで 夢の色に染まるまで。
かなしいことは
ぜんぶとかしてしまいましょう そう
まぶたを閉じてしまえば
それでもうしあわせ。
ゆら ....
君に伝えたい事がある
君を失った私は
廃人だった
先月こんな私にも
遅い春が来ました
彼に君の笑顔が
大好きだと言われます
君が大好きだった
ハンバーグや
カレーを作って
あげました
等身大 ....
あなた、どうか、軽蔑してくれるかな
できることってみんな違って
そういうことわかったように風をうけています
与えられたことには
過敏な反応をして
なにをもらっているのかわから ....
終わりを考えないでいようとするなら
始まりを考えないことになるね
いつまでなんて決めたくないから
いつからってことも忘れようとする
カレンダーにつけた丸印
全部に丸して隠してる
それで ....
山々の隙間に
山桜が咲いているよ
ドライブで見に行こうよ
まだ花見には間があるから
コンビニのおにぎり
シーチキンとか持って
ドライブで見に行こうよ
淡い桃色の花だけど
散りそうもなく ....